top of page
『選挙』 (Campaign)
2005年秋、小泉劇場まっただなか。東京で気ままに切手コイン商を営む「山さん」こと山内和彦(40歳)は、ひょんなことから自民党に白羽の矢を立てられ、市議会議員の補欠選挙に出馬することになった。政治家の秘書経験もない山さんは、いわば政治の素人。しかも選挙区は、ほとんど縁もゆかりもない川崎市宮前区。いわゆる落下傘候補だ。「電柱にもおじぎせよ!」を合い言葉に、小泉首相や自民党大物議員、地元自民党応援団総出の、世にも過酷な「どぶ板選挙」がはじまった。果たして、山さんは勝てるのか?そして、選挙戦を通じて浮き彫りになる「ニッポン民主主義」の本質とは?
"ベルリン映画祭の一大センセーション"
"日本人のメンタリティーについての荘厳なる序説"
- Andreas Platthaus 独「Frankfurter Allgemeine Zeitung」紙
"魅惑的な主人公を描いたカリカチュア"
- Thomas Sotinel 仏「ルモンド」紙
想田和弘 観察映画第1弾『選挙』
Observational Film #1
2007, 120 minutes, Documentary
米国ピーボディ賞受賞
ベオグラード国際映画祭グランプリ受賞
ベルリン国際映画祭正式招待
bottom of page